バカ姉弟(5) (KCデラックス)

バカ姉弟(5) (KCデラックス)

大人版もおもろいのはおもろいけれども、大人にしてしまってはいかんのではないか。
母親の姿がはじめてでてきたけれども、あれは何だ?人間なのか?

会社のカミ・ホトケ (講談社選書メチエ)

会社のカミ・ホトケ (講談社選書メチエ)

東芝の話とか、会社の供養塔の展開とかデータはおもしろいけど、その説明の仕方が安易なようなきがする。

石造物が語る中世職能集団 (日本史リブレット)

石造物が語る中世職能集団 (日本史リブレット)

宝篋印塔の起源の話はおもろい。
伊派とかよくきくが、どんなもんかわからんかった。こういう話の概要が分かるのはよい。

格差社会―何が問題なのか (岩波新書)

格差社会―何が問題なのか (岩波新書)

電車一往復で読了。最近の岩波新書は骨がなくなったのか?
日本の社会保障制度というのは、先進国でも最低水準らしい。失業補償とか、最低賃金とかはアメリカよりも悪いらしい。
私も、昨年、本年とは収入が確保されてきて、来年も一応雇ってもらえるはずなので、お金に困ることはなさそうだ。しかし、その次の年は分からない。また収入120万円生活に陥るかもしれない。もっと社会保障を手厚くして、最低賃金を上げて貰わないといけない。

キリシタン禁制と民衆の宗教 (日本史リブレット)

キリシタン禁制と民衆の宗教 (日本史リブレット)

なんか消化不良。
キリシタン禁制の政策が地域によってばらばらだったとか、そういうところはおもろかったけど、後半の村の信仰と民衆運動の関わりみたいなとこはとってつけたようでおもろない。こういう話は、民俗学者に任せた方がいいのではないか。

民衆宗教と国家神道 (日本史リブレット)

民衆宗教と国家神道 (日本史リブレット)

金光教天理教大本教などの民衆宗教が、どのようにして国家神道のなかで自らの存続をはかってきたのか。その過程で、民衆宗教のありかたが、どのように変質してしまったのか、ということが簡潔にまとめてある。この辺のことをざっと知るためには、手軽。電車の中で一往復半で読める。
教団からみればそうなるんだろうが、末端はもっと違うとおもうような気がする。その辺、少し触れてあるけれども、もうちょい踏み込んでほしい。

巫女の民俗学―“女の力”の近代 (復刊選書)

巫女の民俗学―“女の力”の近代 (復刊選書)

東北は、やっぱり関西とは全然違うな。
この本、読んでいて、かつて購入した本ではないか、という疑念がふつふつと沸いて出たのだが、案の定、昨年の8月30日(id:MANJYU:20050830)に近所の古本屋で購入したと書いているではないか。きっとその時には、買うほどのご縁はあったけれども、読むまでのご縁はなかったのだろう。