読んだ

丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)

丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)

ある一定の年齢以上のひとには、丸山真男体験というものがあるらしい。そういう事実をしることができただけでもすごい本だ。
D1くらいの時、単位が必要なので近代史のゼミにでた。そこである本を輪読した、その中で、どうも丸山真男の論法や独特の語法にもとづいて何事かの議論が進んでいるようなのだが、私は丸山真男が死んだという記事をみて、はじめてそういう「偉い人」がいたということを知った程度なので、なぜそこまで丸山真男べったりなのかということが全く意味不明だった。とゆうか、その言い回しと、それに伴って行われる議論が、丸山真男に基づいて行われていることを知ったのは後日のことであって、その時は一体何がどうなのか理解もできなかった。
この不可解さが解消されて気持ちがいい。

立志・苦学・出世-受験生の社会史 (講談社現代新書)

立志・苦学・出世-受験生の社会史 (講談社現代新書)

高校の時に、こんな本を読んでいたということを思い出した。